和の香りって…やっぱりいいな。
先日、新たな精油がAtelier Tiroirに仲間入りしました。
「空海高野槇」と「戸田香果橘(へだたちばな)」
グリーンフラスコさんから今年新たに発売されたJ-aromaシリーズです♪
「空海高野槇」は、ツンとしたグリーン調の香りの中に少しスモーキーさも合わせ持った樹木系の香り
鼻の奥で香りを感じ、呼吸を深くしてくれる。そんな印象があります。
「戸田香果橘」は、鼻先からスッーと入ってくる少し苦みのある、ベルガモットはまた違う大人な柑橘の香り
どちらも古くから日本で愛され、さまざまなストーリーをもつ香りです。
先日参加した林真一郎先生(グリーンフラスコ代表)のセミナーでも
この2本の精油についてのたくさんのお話が聞けたんですが、
ほんと国産精油って、なじみがあるからだけではなく、
香りを通してその土地や歴史、文化を知ることになる。
だから面白いし、興味深いんだなーってあらためて思いました♪
高野槇は、世界三大美木に名を連ねる日本固有の常緑針葉樹。
場を浄め生命力を高めると言われている高野槇は空海が開いた真言密教の聖地・高野山で
今もご仏前の前に高野槇を供える慣わしが続いているほどの神聖なもの。
橘は、日本原産の柑橘で、古代は非時香果(ときじくのかぐのこのみ)=永遠に香っている、
と呼ばれていて不老長寿の薬であると言われてもいたそうです。
そして、この二つは実は縁が深かった…みたいなお話も。
香りの背景を知ると、その香りを手に取る時の感覚がかわります。
だからこそ!みなさんにも絶対そういうところもお伝えしたい!と思う私です^^
早く、この2本を香ってもらいたい~~~
近々レッスンがある方はお楽しみに☆
話はかわり、先日参加した林先生のセミナーもとっても面白かったです!
国産精油の話をはじめ、メディカルハーブブレンドのお話もあったんですが、
いずれも最新の情報をエビデンスに基づいてお話してくださるので、
へーーほーーな話が盛りだくさんで学ぶことたくさん!
引き出しが多すぎて!?話があっちこっち飛ぶのもまた興味深く…
私は先生の雑学(や小さい声でのぼやき!?笑)も面白くてツボです。
今回は「認知症」というのもテーマの一つでした。
年齢を重ねていく中で、時に重くのしかかり、さらっとは流せないテーマになってきましたが、
自然療法をはじめさまざまな分野でも研究がどんどん進んでいるようなので、
医療と自然療法をうまく共存させながら、
その人その人にとってベストなカタチを見つけられるようになれたらいいな、と思います。
そういう意味でも常にアンテナをはって、
いろんな方面の最新情報を入手する体制でいることも大切ですね。
そうそう、セミナーの中でこんなお話もありました。
樹木精油と柑橘精油の作用について。
ヒトの周りを浄化や抗菌したいときは樹木系精油(空海高野槇)などが良く、
ヒトの内に働きかける(特にマイナスの時)には柑橘精油(戸田香果橘)が良いですよと。
そして両方の働きが欲しかったらブレンドを。
ほーーーこの組み合わせは確かにブレンドの相性もいいんですよね~
内から外からバランスを。大切なことですね。
この二つを同時リリースされるなんて、さすが林先生!(偶然かな(笑))
そういえば、「橘」についてはちょうど1年前にも吉武利文先生のセミナーに参加していました。
日本古来の香り~橘~ (当時のブログ)
一年前もその歴史や背景にあるものに惹かれ、魅了され、
いつか橘の精油を手に取りたいと願っていたんだなー。
まさかこんなに早く手にすることができるとは!とっても嬉しいです♪
林先生とグリーンフラスコさんに感謝感謝です!
日本の香りを探す旅。
まだまだ続くな~~~
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